Q:経費は自由申告ということですが、そうすると領収書のとれないものは勝手に捏造することもできてしまうのでは?
A:基本的に、税金は自己申告によって発生するもの。それに対するチェックは、税務署でおこなわれます。経費等も調査すれば、たとえば交通
費など、取引先の場所がわかれば想像がついてしまうもの。経費の内容は本人にしかわからないが、調査によって問題があればペナルティをとられることもあります。
Q:領収書のないもの、レシートなどでも経費として認められますか?
A:本来は名前入り(上様、ではレシートと同じ)の領収書が必要。しかし、レシートでも確実に自分が経費として払ったならば、(あるいはレシートがなくてもメモしてあれば)経費に含めてかまわない。
・・・この、経費については皆いろいろ思うところがあるようでしたが、堀田氏の「事実を知っているのは自分であって税務署ではない。あくまで主張する立場は自分なのです」という言葉が印象的でした。つまり、何らかのカタチで領収書などがもらえなかったが、かかってしまった経費があった場合、ハナからあきらめて泣く泣く計上しないのではなく、ちゃんと説明できるようにメモなどとっておけばよいのです。逆に、自分がだらしなくていつまでも経費がハッキリしない、という態度では主張するにも限度があるということです。ヘンに税務署を怖れることはなく、しかしやるべきことは常々やっておく、そういうスタンスが大事なのではないでしょうか。というわけで、面
倒でも領収書をもらうクセをつけておくのが、あとあとやっぱり安心かもしれません。でも、領収書がないからとはじめからあきらめていたら、いつまでも余分な税金を払いつづけるだけ、なのです。
Q:イラストコンペなどの賞金は所得に入りますか?
A:公募がアマチュア限定、などの場合は所得にいれなくても良いかもしれないが、プロとして出す場合は当然事業に関連したものとなるので収入に含める、という考え方も出来る。迷った場合は、主催者側に問い合わせるのが確実でしょう。
Q:自分が人に手伝ってもらって、お金を支払った場合、税金分をひいて払うものなのでしょうか?
A:源泉の納税義務者になっていなければ、源泉をおさめる先がないので税金分をひかずにそのまま払えばよい。また、単発で頼んでいる場合も外注費としてそのままの金額を支払えばよい。
Q:今年の前半はフリーで働き、7.8月だけ派遣で働きました。前半分の経費は計上してよいのでしょうか?
A:前半分の収入を得るために必要な経費は、基本的に申請できるが、本人が今後フリーでやっていくのか、派遣でやっていくのかを考えて申請するしないを決めた方が良いでしょう。
Q:失業保険などは収入に入りますか?
A:確定申告の場合、非課税のもの・・失業保険や遺族年金などは対象外なので収入欄にははじめからはぶいてよいです。
Q:在宅アルバイトのために、高額なグラフィックソフトを買いました。そういうものも、経費にできますか?
A:アルバイト代が給与というあつかいで払われていたら、すでに給与控除が適用されているので、経費計上はできません。報酬、というあつかいならば申請可能。源泉徴収票で確認してみましょう。
Q:原稿料を請求するとき、先方の要求次第で消費税をつけたりつけなかったりするのですが・・・。
A:申告上は、内税・外税どちらでもよい。事業をやっている以上はつけてかまわない。見かけ上は消費税なしで請求していても、実際は5%の消費税が含まれています。つまり「自分は消費税をとっていない」という事態はありえない事になります。
消費税については、これも皆さん悩みどころのようでした。実際、ワタシたちの生産手段(紙とかパソコンとか)には全部消費税がかかっているわけで、ワタシたちのつくったものだけ消費税サービス、というのも変な話なのですが、このあたりは急に転嫁するのも気が引けるし・・・というところでしょうか。しかし、私達がどう思おうと、税法上は原稿料のうち5%は消費税であって、つまり本来の私達の原稿料は実際の95%なわけです。どうなんですかねえ、それは・・・。
さて、話はつきませんがそろそろ時間となりました。こういう相談は、なかなか個人ではしにくいものですが、相談ならば税理士さんでも30分5000円くらいで頼めるし、電話での問い合わせにも応じてもらえるようです。また、混雑する前なら税務署に直接帳簿など持ち込んでその場でやりとりするのも手です。税金を払っている私達には、タダで面
倒みてくれます(笑)。おおっと、それから今回ご来場の皆様には全国商工団体連合会から、「国民本位
の景気回復を求める請願書」の署名用紙をお配りしますので是非ご署名くださいね!(って私まだ送ってなかったッス!ガーン!忘れてるアナタ、これを読んだら一緒に送りましょう。とほほ。)
では皆さん、最後に全員集合して記念に1枚、写真をパチリ☆お疲れ様でした〜。お時間のある方は「怒涛の大宴会・歌って踊って??分☆踊るイラストレーターに明日はあるか?イラ進親睦会・激闘編!をお楽しみ下さい(なんじゃそりゃ。)